あしたづくりに込めた想い
あしたづくりの理念は「人の可能性をデザインする」です。
この理念には、人には必ず可能性があるという思いが込められています。
私が人には必ず可能性があると考えるようになったのは
最初の就職経験と、大学での出会いがきっかけでした。
私は母子家庭で育ちました。
裕福ではなかったですが、近所のお兄さんに勉強を教えてもらったり、
アパートの前のご家族に旅行へ連れて行ってもらったりと、とても温かい環境の中で育ったのを憶えています。
高校卒業後は大学進学の費用を貯めるために一度就職しました。
就職先は水商売関係の会社で、元プロ野球選手や借金を背負っている方、兄妹の学費を稼ぐために働く方、好きで働いている方など
様々な境遇の人が行き着くターミナルのような存在でした。
今まで関わったことのない人と出会い、20年間自分が見てきた社会とは全く異なる社会構造が広がっており、
自分が見ていた社会はほんの一端だったと感じました。
会社の方針は利益の最大化であったため稼ぎは良かったものの、
選択肢のなかった人がいることに対して無力で、
自身も生活のために働かなければいけないという、拭いきれない矛盾を抱えていました。
そして3年間の月日が経ち、無事に大学へ入学することができました。
そんな中、大学3年生の時にもう一つの原点ができました。
それがソーシャルビジネスとの出会いです。
ソーシャルビジネスは社会問題をビジネスで解決していく、という考えです。
それまで私が関わってきたビジネスは利益を目標とする会社が多く、
決して悪いことではないけれど、もっと困っている人の力になりたいと考えていたため、自然とソーシャルビジネスの考えとも合っていました。
そしていざ取り組みたい社会問題を考えた時、真っ先に浮かんだのが
様々な要因で可能性が狭まっている人々の存在でした。
豊かになりつつある現代の裏側で、家庭環境や経済的な理由と様々な理由で自分の可能性を見失ってしまっている人はまだまだたくさんいます。
でも私が地域の助けを借りて自分の可能性を知るきっかけをもらえて
今日まで生きて来れたように、きっと人にはひとりひとりに可能性があるはずです。
だからこそ人の可能性を見つけ出し、一緒に可能性を磨いてカタチにしていく、そんな役割が社会には必要だと思いました。
そしてできたのが「人の可能性をデザインする」という理念です。
デザインという言葉には「抽象的な事柄を具体的にしていく」という意味があります。
気づけなかったり見逃してしまいがちな可能性を一緒に見つけ出して磨いていく、
私はそんなお手伝いができればと考えています。
あしたづくりはあなたのあしたをつくるお手伝いをします。
未来はあしたの積み重ねです。
積み上げた先にはあなただけのあしたが待っているはずです。
ぜひ、私にあしたをつくるお手伝いをさせてください。
一緒に良い未来をつくっていきましょう!
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント」画面にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。